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La Maison de Teddy Bears 
「テディベアの家」管理人のMです。東京で会社員をしています。出身は山口県。趣味は温泉、旅行、料理、語学です。
ある日偶然ネット上でシュタイフのテディベアを発見したのがきっかけとなり、テディベアのファンになりました。最初に購入したのは、トラベリング・ベアというヨーロッパ限定のベアです。スーツケースとカメラを持った、青い目が素敵なベアです。
当サイトでは、今まで購入したベア、写真で見た可愛いベア等、私が出会ったベア達をご紹介します。私にとっての「テディベアのアルバム」でもあります。
私もいつかシュタイフ誕生の地、ドイツに旅行に行きたいなあ、と思う今日この頃です。

スーツケースの写真

シュタイフ社について

「輝く将来を持つ子どもたちにこそ、最高のものを与えてあげたい。」
これが創始者であるアポロニア・マルガレーテ・シュタイフの思いです。

シュタイフ 黄タグ&赤文字
~アポロニア・マルガレーテ・シュタイフ~

シュタイフ社(Steiff)は1880年にドイツで誕生し、世界で初めてテディベアを作りました。
テディベアを語る上で欠かすことの出来ない歴史的なトップブランドです。

1847年、南ドイツの小さな町ギーンゲンに、シュタイフの生みの親となるアポロニア・マルガレーテ・シュタイフ(Apollonia Margarete Steiff)が誕生しました。
彼女はわずか1才半で小児麻痺を患い、両足と右手が不自由になり、生涯車椅子で過ごす事になります。
しかしそんな状況の中でも、家族や周囲の人々の温かい愛情に支えられながら、活発で明るく、好奇心旺盛な少女に育ちます。そして、成長すると様々な針仕事をこなすようになります。
彼女は、30才の時(1877年)「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立。当初はフェルト製の帽子や洋服などを製造販売していました。

1880年、義理の妹へのプレゼントにと、雑誌のイラストを見て作ったフェルト製の「ゾウの針刺し」が世界ではじめてのぬいぐるみとして人気となり、「シュタイフ社」が誕生しました。
女性が会社を設立する・・・。それは完全な男性社会であった当時のドイツ経済界において、かなり異例のことでした。

わずか6体の象のぬいぐるみの販売からスタートしたシュタイフ社は、その後同シリーズとして、さまざまな動物を誕生させました。マルガレーテの強い意志と想像力により、6年後には5066体ものぬいぐるみを生産し、1893年にはライプチッヒの見本市に参加するまでに発展したのです。

やがてマルガレーテの工場は軌道に乗ると、甥や姪たちが次々と入社し彼女の事業を支えるようになりました。
マルガレーテの甥のリヒャルト・シュタイフが、シュトゥットガルトのアートスクールを卒業後、1897年にマルガレーテの事業に加わりました。
彼は動物園や動物サーカスで昔スケッチした絵をもとにして、ぬいぐるみをデザインし、製造する事に心血を注ぎました。
そしてある日、クマのぬいぐるみを作るというアイディアを思いつき、テディベアの原型となる「55PB」を誕生させました。(「55PB」とは座高が55(㎝)で、P(Plush:毛の生えた生地)とB(Beweglich:動かせる)という製品特徴を暗号化したものでした。)

翌年、「55PB」をライプチッヒの見本市に出展しましたが、今までのシュタイフのフェルト製品と違い、毛が生えたモヘヤ製で本物の動物のように見え、大きくて重く、値段も高く、まったく人気がでませんでした。がっかりしていたところ、このベアがアメリカのバイヤーの目にとまり3,000体ものオーダーにこぎつけたのです。

その後シュタイフ社のテディベアがアメリカに輸入され、アメリカのルーズベルト大統領令嬢の結婚パーティーの飾り付けに使用され評判になりました。大統領のニックネーム「テディ」から、「テディベア」と呼ばれ、アメリカで大ブームを起こしたのです。

About Teddy Bear テディベアについて

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タグの見分け方

人気を博したシュタイフ社に対し、粗悪なコピー品が多く出回るようになります。1904年、シュタイフ社は粗悪品と差別化する為に、全ての製品にボタンを取り付けるようになります。
これが世界一古いトレードマークといわれる「ボタン・イン・イヤー」が誕生したいきさつです。シュタイフ社の製品には「ボタン・イン・イヤー」と呼ばれるタグが耳に付いています。

黄タグ&赤文字
シュタイフ 黄タグ&赤文字このタグがついているベアは、通常商品で限定のないものです。箱や鑑定書は元々ついていませんがレプリカなど人気のモデルもあります。カタログ掲載期間中は数に制限なく、注文に応じて生産されます。タグには、品番、製品の素材などが表示されます。1986年頃から付けはじめられたといわれています。
白タグ&赤文字
シュタイフ 白タグ&赤文字このタグがついているベアは限定品で、地域限定、数量限定、年度限定など、生産数に制限のある限定品に付けられます。レプリカ以外の限定品のほとんどがこれに該当します。タグには、品番、生産年度、製造番号(シリアルナンバー)が表示されます。製造番号(シリアルナンバー)が打ってある鑑定書や箱、もしくは巾着がつくことがほとんどです。
白タグ&黒文字
シュタイフ 白タグ&黒文字このタグがついているベアは復刻版(レプリカ)の限定品です。1900年代初頭のシュタイフ製品を復刻したレプリカに付けられます。デザインが同じでも、サイズ、素材などが異なる場合はこのタグを付けることはできません。タグには、品番、生産年度、製造番号(シリアルナンバー)が表示されます。シュタイフの復刻版(レプリカ)はコレクターにとても人気があります。
 

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